Yuki Kajiura Live#14いってきたよーん

Yuki Kajiura Liveいってきたよ

セトリはないけど普通に曲名書いてるから、もし検索とかで読んだ人は気をつけてね


6/30,7/1舞浜、そして7/12大阪参加してきました。
7/15は諸事情でいけないんですが、7/22はいくので待っててくれLiminality、やるのかどうか知らんが。

細切れだけど感想残していくね。

 

Joelleさん本当に素晴らしいね!
メルコンでの映像や、ハロパ、Neinストコンでしか見かけたことがなくて。
本当に「人間の叫び」というのを表すのに長けた歌声だなぁと。
何かを渇望するエネルギーの本流のような曲でした。Lordの音源くれたのむぅ~~~~~
そして横顔美しいし、へいっへいって煽ってくるJoelleさんも可愛いし美しいし尊いです。
YKLに来てくださってありがとう梶浦さんありがとう。

 

舞浜は割と前の方の席で見れて、Salva nosを高らかに歌い上げるゆりねぇを目前で見てしまって昇天してしまった。

大阪公演は後ろの方の席で、照明を楽しめて満足。
hepaticaの照明が特に印象に残った。ステージの上は白黒の世界で、えりさんのドレスだけ鮮やかな緑で、天井にあがるライトが虹色になっていて。
その後のgodsibbの青いライトに照らされる中赤の輪っかが駆け巡った瞬間は、あ、死んだな、と思うような緊迫感で。

音楽と照明の総合芸術の中に入ることも楽しみのひとつなので。存分に堪能しました。

 

本当に素晴らしいライブで、そして初日のMCで梶浦さんの声を久々に聞いたときはもう実家に帰ってきたような安心感だった。

久々にブログ書こうかなぁと思い立った理由は、大阪公演の梶浦さんのMCで
「ここにいるよ」と叫び続けて、そして「ひとりじゃないよ」と誰かに伝えたい、
と言われた時に、もうそこから涙が止まらなくて。
梶浦さんの曲にはKalafinaも含めて、本当にたくさん救われてきて、こんなにもたくさんの音楽をありがとう、という感謝に常に溢れているのだけど、
まさか作ってる方も、「ひとりじゃないよ」と伝えたいと思ってるとは思ってなくて。
本当にただただ嬉しかったなぁと。

それを書き留めておこうかなぁと思って、忘れ去られたようなブログを持ち出してきた。

 

ring your songがとどめだった。

I swearとかmaybe tomorrowとかSweet Songとか、優しく寄り添うようなそんな曲が多くて、
本当に突き抜けて明るい曲にはアレルギーを起こしてしまうこともすくなくないのに、そんな自分にもすっと馴染む優しい曲が多くて救われます。

 

あと、こんなことを書くのは無粋かもしれないけど、それでも、ただ単純にもう一度けいこちゃんの歌声が聞きたいね。
もう一度とかじゃなくて、何度も。また聞きたいな。
けいこちゃんの優しく愛情深い歌声が無性に恋しい。

凛として時雨 Five For You 大阪

はいぱーとるねーどぶりの時雨、遅刻しつつも最前ブロックに突撃してやんや暴れてきました。久しぶりに時雨を浴びて、呼吸ができた気分。

 

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ちなみに予習は全然だった。元より新譜でたからすぐ聞くタイプではなく、パッケも開けずにコンポの上に置いてニヤニヤしながら熟成を待つ気持ち悪いタイプの人間だったから、これは多分一生変わらんな。音楽って発売された段階でレトルトパウチになるもんだと思ってて、おいとけば熟成されておいしくなるような気が昔からするんだよな。

 

それはともかく、どのアルバム曲も最高だった、時雨は全ての曲が全力で時雨です!!!!と主張してきて、それが好きな人間にとっては「キタキタキタこれだよこれ!!!!!」ってパブロフよろしく脳内なんか出るもんだから、脳がどんどんハイになっていくのを感じた。345のベースはあの細い小さい身体の手元から出てくるとは思えないぐらい叩きつけてくるような音で痺れた。

そんなアルバム楽曲群が披露されていくなか、唐突にぶち込まれたI was musicがやばかった。「いいよおかしくなって」と囁かれて周りの人間の温度がどんどん上がっていくのが肌で感じられたし、このままサビにいってしまったらどうなるんだ、って酸素が足りない頭でぐるぐる考えながら流れ込んだサビは身体持っていかれそうだった。まさに頭がバラバラになっていく感覚に流されてむちゃくちゃだった。もともと好きな曲であったけどこんなに危ない曲だとは思っていなかったよね。熱狂は伝播するというのを体感した。

TKの声は完全にドラッグ。

そのあとはDISCO FLIGHTでもみくちゃにされて10cm*10cm*身長の空間に圧縮された気分だった。

多分、illusion is mineがなかったらしんでたとおもう。とにかく酸素が薄い。illusion is mine自体は最高に好きなので嬉しかったけど、物理的に身体も救われるなんておもってなかった。

 

ピ様がとばしたらしいchocolate passionは、急に345が顔を上げて、うしろやTKを見ながら微笑むもんだから最高に可愛かったし、このひと音楽の中でないと呼吸できないんやなっておもった。MCは陸に打ち上げられた魚だから...........ヤバTです...って言わされてて可愛かった、、、。
345が助けを求めるたびに、行けてるで!!って拳を握り締めるピ様の頼もしさ半端なかったんだが、どんぐりころころドラムソロは最高に意味がわからんかった(褒めている)。

ガトリングのごとく降り注ぐ音の粒に疾ってくるクラッシュシンバルその後ろで延々と流れ続けるどんぐりころころどんぐりこ、私は一体何を聞きにきたんだろうと本当に意味がわからなかったけど、ピ様の圧倒的ドラマテクは本当にかっこよかった。ただもう今後どのドラムソロ聞いても鳴り響く轟音の中どこからかどんぐりころころどんぐりこと聞こえてきてしまうようなそんな呪いにかかってしまった。

本当に、冷静に、ten to tenから続けなくてよかったとおもう。

 

セトリの最後はアッパーゾーンからのアルバム表題曲。テレキャスターの真実でぴょんこぴょんこ345が煽ってくるもんでアツかった。そもそも#5が発表された段階で「は~~~?????大好きな#4のナンバリング!!?!?!!え!?!?!」って感じだったので、そのあとTK in the 夕景もやってくれて、#4が好きだった自分の魂が救済された気分だった。

印象的だったのは、テレキャスター→TK in the 夕景→Telecastic fake showと凄まじい密度で暴れていた最前ブロックが、#5が始まった瞬間にみんな動きを止めて食い入るようにステージを見ていたこと。最後のフラッシュライトタイムはこの瞬間全て目に焼き付け、と言われているようで、唖然と見ていることしかできなかった。
さっきも言ったけど。#4が好きで過去の曲が好きでライブに来ている自分の魂がまるで次のステージに導かれたようで、あぁこれからもついていこうって思える最高のライブだった。

 

 

 

 

 


総括すると凛として時雨は宗教です、ありがとうございました。

狭くとも平穏な世界

狭くとも平穏な世界を作ろうと思ってはや一年足らずだろうか。成功してるかどうかはわからない、メンタルは順調に悪化の一途を辿る。負の文章に正の言葉を使うのはなんだか面白いな。「全然」と似ている。なんと表すのが正解なんだろう、憎悪した、かな。

 

最近なんだか、「洗い物が溜まっている」とか「部屋が汚い」というのが思いの外無意識下でストレスになってるんだなぁと気づいた。前々から何故バイト先に行くと精神の波長が正常に戻って行くのかを考えてきたんだが、綺麗で少し暗くて静かな空間というのが心を落ち着かせるわけで、その逆が影響を与えることもまた然りという結論に達したわけ。

このへんよく、鬱病の方の自伝とかお話しでも聞いたが、案外自分にも当てはまるもんなんだな、と少し感動した。そういうの気にしないタイプだと自分のことを自分で思っていたよ。

いつか間接照明とか導入したいとまで思ったが、それは部屋のオブジェになりそうだからやめよう。

 

しかし、服の収納スペースを増やさないとどうしようもないというところまできた。引越しの時かさばるからぁとかいう理由で家具を買い渋っている場合ではない、これは必要だからぽちれ、そして、断捨離をしよう。とりあえず、着ない服を捨てるかあげるかしよう。

 

そう、本当にやるの、そのための楔としてこの日記を書きました。

 

 

あとは先日の試験の成績がかなりよかった、過去最高。

他の好きなことを我慢して、時間を割かないから他人にどんどん追い越されて、それが辛くて辛くてそれでも我慢して勉強してたことが報われなかったら、私は一体なんなんだってなってしまうから、そういう不安を明確な数字で拭い去ってくれる勉強はいいね。

 

 

 

 

 

 

 

私にとって広い世界は、広いだけで全く見通しが聞かず、一寸先は闇と感じることばかりで辛い。すべて手が届く範囲なら安心できるのでは、と思うけれど、これはただの不安障害なんだろうな。

世の人はきっとこんなに世界が怖くないんだろうな。

誰よりも辛いとか人と比べるつもりはないけれど、なんとなく自分の思い描く、穏やかに暮らす「世の人」のことを、どうしても羨んでしまうな。そんな人はどこにもいないかもしれないのに。いや、でもそんなことを言ったら、なんにも希望がなくなってしまうから、やめておこう。妄想上の人物にちょっと焦がれるだけで、誰にも迷惑はかけないのだから。

 

体温

体温が1度上がるだけでもなかなかしんどいものだな、と思いながら、昨日はなんとか眠った。昼間十分寝てしまって、脳はしっかりと覚醒しているのに、身体はまるで自分のものではないかのようにのろのろと視界の中でページをめくるもんだから、勉強は諦めて布団に帰った。

 

 

最近はSpangle call Lilli Lineを作業用BGMにしている。

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ピアノの音とボーカルが静かな空間に馴染んで、無音にも意味を与えてくれるような音楽。

 

 

 

ミルクレープ(チョコ)を作った。

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ファンデーションって偉大だな...って心の底から思いました。ココアパウダーさまさま

 

薄く焼くのが本当に難しい。あれが欲しい、とんぼというのかな、街のクレープ屋さんが使うT字の神器。生クリームも少し固めに作ってしまったので次は気をつけたい。

 

あと聖なるバレンタインを舐めていた。スーパーでは無塩バターの棚は空、生クリームも安いものは売り切れという有り様。みんないろいろ作ってるんだろうな。そんな訳で今回は少し上等な生クリームを使ったんだが、顕著に濃厚で上品な甘さに驚いた。こんなところで後戻りできないようなトラップにはまるとは。

 

何度も作っても未だに改善の余地があるのに対し、以前作ったりんごのパウンドケーキは文句なしの完成品であったことが、パウンドケーキのお手軽さを物語る。しかも死ぬほどうまかった。んー、また作りたいな。

 

サーモンとアスパラのケーク・サレ?という甘くないパウンドケーキも作りたいので、早く春になって欲しい(あとアスパラ安くなって欲しい)

 

 

 

 

 

 

 

惨憺たる夢をみる、そんな日々。

 

夜明け

中学生ぐらいから、世間一般のいう普通の道から外れて、何かに怯えて辛い夜を過ごし、夜明けに眠る生き物として、ぼちぼち生きてきた。

 

昨日は久しぶりに夜明けまで起きていた。もとい眠れなかった。部屋にカーテンを通してもなお色の変わらない青い光が満ちていって、鳥の鳴き声が少し聞こえるようになると、やっと力が抜けて眠れる。夜明けは静謐で、喧騒から一番遠く、穏やかだ。

 

しかし世界のルールの就寝時間ではないので。昔から世間一般から少し外れた生き方なので、特に抵抗はないけれど、でもこれでは、世間一般どうのではなく、私の目標に差し障るから。もう少し夜が眠りやすくなればいいな。もう少し感情が穏やかになれば。

今のところ、穏やかに寝付ける方法が、前日の睡眠時間を3時間にするか、体力が空にするしかないので。みんなは疲れてなくても、眠くなくても、すぐ眠れるんだろうか。ほぼ鬱病ながらも、寝入りはすごくいい同居人を見てなかなか衝撃的だったな、みんなきっと、眠れるんだろう。 それが私には純粋に羨ましい。

 

 

 

昔から、私が眠れない、といったり、体調が悪いと、「生活リズムが~」「食生活が~」と私に落ち度があるように、必死に原因を探す人がいた。眠れたら眠りたいけれど、定期的にくる波にぼろぼろ泣きながら、治らない動悸に暴れそうになりながら夜を過ごすことを、ただの夜更かしと思うんだろうな。

 

 

 

 

しかしどうでもいい他人からの理解はいらないと、もうほとんどの人間を切って捨てていこうと決めたから、そんなものに思考を割くわけにはいかない。

心の底から、しんだらいいとおもうけど、そんなものに心を染めているのは、もったいないことなんだろう。

 

 

病態の記録のために書き残そうと思うけど、波があるのでままならないな。

2/6 Sawano Hiroyuki [nZk] B-Line

澤野さんのライブにいってきたよf:id:tomoeddd:20180208224826j:image

お台場、お洒落だった。ガンダム初めてみたわ。

 

書いてから思ったより忘れてるなーとか、どの曲かわからんシーンがあるなぁーとか思いましたが、せっかくだからさらさらっと感想書いていく。

変換がわからないので英語表記なのは容赦しろ。 

 

1. introduction→祓魔師強奏曲 第2楽章X

この曲からやってくれるとは嬉しい限りだ。やっぱりワクワク感半端ないしね。

 

2. gravity wall

3. sh0ut

さすがに盛り上がる。この二曲は本当に曲構成自体がお洒落でいい。sh0utとか最もたる例だし、gravity wallの無音という音が本当にたまらない。そしてパワフルな女性ボーカルはやっぱり私の好みだなぁとおもった。ラスサビ二回来たのも普通に盛り上がったな。さけんでー!いぇー!

あとGemieちゃんの髪型が私にストライクだった。黒髪ストレートに強そうな眉毛が完全に可愛い。服装も可愛らしかった~。Tiellちゃんもめちゃんこ可愛かった、、、デニムのジャケット欲しいって前々から思ってたんだけどそれがもう決意に変わった瞬間であった。

 

4. VV-ALK

KalafinaのConsolationと同じように変化球のアルバムタイトルソング来たなって初聴きの時はおもった。気だるげなAメロからのサビの開放感が心地いい。

 

6. ViEW

ボブでちょっとゴシックな服装で遠目からは完全に小林さんだった。少しハスキーで少年っぽさもあるような。A/Zとか何回聴いたかわからんので、心の中で拝みながら聴いてた。キラキラした光に包まれてるような曲。サビのピアノがいいわー。

 

8. rabBIThole

9.mio MARE

10.Rise above

なんかすごいの飛び出してきたなっておもったらYoshさんでびっくりしたの巻。生だとさらにパワーが溢れてたな。長袖ジャケット暑そうやった。

最前スペで暴れたかったぜさすがの[nZk]Rock担当

mio MAREもめっちゃ好き。Rise aboveはめっちゃ好きだけど過去アルバムだから聞けるかは半々だなーっておもったらやってくれて本当に嬉しかったわ。Scapegoatも聴きたかったけどそれは仕方ない。

Yoshゾーンのどの曲か忘れた(mio MAREかな)けど、ミラーボールがキラキラ回ってて、降り注ぐ光と楽曲の開放感がマッチしててとても美しい景色だった。

 

11. ninelie

勝手にRE I AMやると思ってて完全に忘れてて不意打ちだった。安定のえめさんそしてMC可愛い。

 

14.CRYst-Alise

最後圧巻のフェイクで感動しました。本当に楽しそうに音楽の中で泳ぐ歌声が美しかった。

 

15. Club kiss

サビの振り付けが可愛すぎて死んだ

愛おしさが詰まったサビの歌い方がとてもよい。あと完全にクラブミュージックで私の好みだわ、キラキラテクノポップ万歳。

 

16. Saving Us

Aメロの優しく朗読するような語りかけるような歌い方から一転してサビで力強く登っていく曲。Cメロの儚さもいい。

この曲もライブ一週間前から私の中でにわかにブームきてたから聞けて嬉しかった。2:47ぐらいのギターのチョーキングがお洒落。

 

 

めちゃくちゃざっくり書いたけど、どの曲も無理してきて本当に良かったなって思えるライブだった。英歌詞歌って~は、いやいやハードルたっかwwって思ったけど次までには勉強しとこう。ボーカルさんの積極的に盛り上げようという熱量がこちらまで伝わってきて、自然とこっちも盛り上がるいいライブだった。澤野さんのMCはだいぶ勢いあって面白かった。菅野さんとかそうらしいけど、作曲家さんみたいなクリエイティブな人は頭の中の展開に喋るスピード追いついてないんだろうな。お茶目でキュートな人。ぶれーぶしゃいーーーん!の下りはだいぶ笑ったな、、、。あとよしこちゃんの「そのTシャツ調子いいっすね!」も声出して笑ったし自分も積極的に使っていきたい。

 

欲を言えば8人編成のStrings引き連れてライブやって欲しいな。 これから規模が大きくなったらいずれそうなるだろうし、東名阪も来れるんじゃないかなぁって期待してます。パシフィコも行けたら行きたいけど、来年度の一年に今後の人生全部かかってるからさすがに勉強したほうがいい。諦めよう。

 

 

 

 

 

澤野さんの音楽、思ったより自分に馴染んでて。ダンスミュージックとかテクノを土台に弦楽器と最高なボーカルトッピングしましたみたいな私の好みドンピシャだからかなぁって解析してみたり。
今後とも追いかけたいと思ったけど、それよりも過去の音源集めるのが先そうかな、でも大変そう。梶浦さんも梶浦さんだけで100GB超えてたし。のんびり集めていこう。

 

聴きたいと思える、好きと思える音楽がまだまだ世界にたくさんあることは本当に幸せなことだな。

 

 

Kalafina 10th 武道館

FJCは6年ぐらい入ってるのに、何気に初めて123に参加した。なかなか平日は予定が合わなくて。それでもどうしても行きたくて、今回この私の最も自由が効く年度に、Kalafinaの10thが重なってくれたことは奇跡だとおもう。

 

初めて行ったのは5thの梅田AKASOかなぁ。それからずーっとライブがあるたびに、いける範囲は行っていたけれど、今回は今まで見てきたKalafinaのライブの中で、最も胸に刺さったライブだった。

 

もうめちゃくちゃに泣いてしまったな。

どうやって書いていこうか悩んだけど、もう心の中に残った順に、そのまま書いていこうとおもう。

 

 

 lirica

これはもう完成形であった。

パンフにあった通り、WakanaとKeikoの声は出会うことは運命だったと感じる。輝く空の静寂には、や、Lacrimosaとかそうだけれど、Wakanaの声にぴたりとはりついて流れてくるKeikoの声は、本当にふたりでひとつの歌声のようで。そのふたりの歌声の真ん中を裂くように、Hikaruのエッジの効いた中音ハモりがはいってくるのがliricaのかっこいいところだとおもっている。正直サビに関してはHikaruが主役ぐらいに振り絞ってはいってくるのがとても好き。それでより一層三声のハーモニーが際立つ感じがする。

 

 

屋根の向こうに 

ありあまる光はいつも君のそばにいた

本当はずっと前から君は知っていた

 

という最後の歌詞が本当に好きで。明るいところにいる人が感じる光ではなく、暗いところにいる人が得た光なんだと、そう感じられるからこそ自分にいちばん沁みてくる。

何より、サビの後半、きっと夢にとどく~あたり、CDだと、一番も二番もWakanaが歌ってるんだけど、重なってしまうから、ライブだとHikaruが歌ってることがあって。しかし今回は編成変えて全てのサビ後半をWakanaが歌ってくれて、それだけでもうぼろぼろと涙が溢れてしまった。優しく綺麗にファルセットに切り替わるあのメロディがとても好きなんだ。

 

光の旋律

幸せはきっと次の坂道で

君の不意をついてキスをくれるよ

 

梶浦さんのこのたった2行で情景が溢れてくる歌詞はたまらんな。こんなにも優しく幸せを示唆してくれる曲あるだろうかといつもおもう。

赤木りえさんのソロもたまらんよかった。りえさんのフルートは暖かくて、でもパワフルで本当に音が厚い。いつぞやかのYKライブで、一発芸として本領であるカリビアンフルートを聞かせてもらった時はあまりのパワフルさに圧倒されたなーって懐かしいなって回想していた。

ちなみにそのソロの時に全然関係ないところを写し続けてた画面に関しては結構腹が立った、なんでやねん。

 

夏の林檎

あ、しんだな(シスターが)と人の死期を察する。

この曲は世界観構築形と勝手に自分の中で区分していて、いつも映画を見ているような気分で聴いてる。シンプルな楽曲だからこそ、Hikaruの表現がはいる余地が大きくて、それを楽しみに聴いている。

オバヲさんお茶目可愛いのに、たくさんの打楽器を操って曲を彩っていて、パーカスの存在ってやっぱりすばらしいなと。世界を彩る重要なパーツだよね。

 

Serenato 

いつも 祈っているのは貴方のことばかり

愛しい貴方と寄り添って生きていけたら

羽を休め ふたりで 眠ろう

 

これ最強の愛の歌じゃないですか、、、?

Revoといい梶浦さんといい、鳥を自由に飛ばせないのは、そんなことは難しいという現実をわかっているからだろうか、と思いながら。

比翼連理でどこまでもいけたら、とおもうけれど、そんなことだって、恋人であれ、日常であれ、厳しくて。羽を休めと、そんなことができない弱さを肯定してくれるやさしさがたまらない。

しかもアコーディオンスタートでやばかった(語彙)

え、このコード?この音階、、、?え、いやいやまさかSerenatoとかランキングはいらんでしょ?→梶浦語がきてSerenato確定涙腺どーんっでした。人の死期を心配している暇などなかった。

 

ARIA 

孤独の船を漕ぎ 篝火が嘆き集う

伽藍の世界には 数多の ARIAが響いている

 

もう詳しくいうことはなくて、ただひとつ、WakanaとKeikoがふたりでラスサビ前半を歌い上げ、そのふたりの真ん中から歩みだして、バトンを受け取るように力強く歌い上げるHikaruの姿が本当に印象的だった。

この最後の歌詞にこの曲の全てが表されてるといっても過言ではないとおもう。全ての情景はここにある。

 

 

Sprinter

きみにあいたい きみがいとしい

 

あまりにもストレートに溢れ出す感情の歌詞で何度泣いたかわからない。

Kalafinaを好きになったはじめの頃は、そんなに好きではなかったのにいつのまにか自分の中でのランキングを駆け上がっていった曲だった。好きな曲の変化を通じて自分の変化を感じる。

正直この曲の頃には怒涛の9曲ノンストップに涙は枯れ果てて呆然としながら聴いていた。体力の8割は持っていかれた。

 

 oblivious

 いつか 君と 二人

夜を 朝を 昼を 星を

 

いやいやもうこれ以上泣くことないやろwwwwからの「それでは映像とともに」で絶句。

空の境界Kalafinaは、私の中で結構切り離しているのだけど、やっぱりこうやって映像付きで見るとこみ上げるものがある。

いつか 君と のところで、Storiaと同じように、わーちゃんとけーちゃんで向かい合って、会話をするように差し出すように歌うのが本当に暖かくて、堪えきれんかった。

 

 

into the world

何も見えない場所まで行く

毎朝君の旅ははじまる

 

今回のライブは、歌の中の「僕ら」や、「私」に明確な対象があることが感じられて。曲は聴き手次第で、「僕ら」や「私」に何を当てはめるかは自由で、けれど明確に歌い手がそこに対象を落とし込むことも、それも表現のひとつだと、わたしは一切悪いとは思わない。

Serenatoや音楽もそうだったけれど、今回は、「Kalafina」から「私達」へ、届けている歌なんだなぁとそう感じる瞬間がたくさんあった。

本当にたくさんの音楽を届けてくれてありがとう。音楽だけでなくたくさんのものをもらったな、なんてKalafinaを追いかけた時間を思いだしながらまた泣いていた。

 

ひかりふる

ひかりが夢のような歌が

君を 照らす

 

サビ前、咳ばらいも呼吸も何も聞こえない、完全な無音という音を、そして光だけがさぁーっと差し込んで行く情景を、この先一生忘れることはないとおもう。

最後のフレーズをひとつひとつ噛みしめるように歌ったわーちゃんにまた涙腺がしんだ。ライブというのか音だけじゃなく、その空間も含めてライブだとおもっているので。本当に大好きなわーちゃんの声を、あんなに広い空間に響く声をきくことができてよかったな。今までで一番心に残るひかりふるだった。

 

 

アレルヤ

優しく無意味に消える日まで

 

やっぱり一位はこれだったか。

空の境界Kalafinaは切り離して考えている、と言ったけれど、それでもやっぱり、わたしの一番好きな物語を、こんな素敵な曲で終わらせてもらえて嬉しくないわけがないんだよな。

けーちゃんは3人の中で一番優しい歌声をしていて、全てを包み込むような暖かさがあって。そんな彼女の声で、優しく無意味に消える日と歌ってもらえることはわたしの人生の救いであるなと感じる。

 

  

 

 

Kalafinaの10thを振り返ると同時に、Kalafinaを追い続けた自分の時間を振り返るライブでした。

Kalafinaを通していろんなひとと出会って、いろんなひととKalafinaを歌って、Kalafinaで友人も増えて、Kalafinaでたくさんの思い出をつくって。

Kalafinaにもらったものはどれだけたくさんあったのか、本当に計り知れなくて、こんなにたくさんのものをもらっていたんだなぁと。

追いかけ続けて、そしていま、こんなに素敵な音楽をまた聞かせてもらって。感謝の言葉しか溢れてこないです。

解散するのだろうか、今後の動向は全く読めないけれど、それでもいままでもらったもの全てはなくならないし、どういう形であれ、受け止めていけると思います。強いていうなら、今まで頑張って駆け抜けてきた人たちの10周年が、こんな形になってしまったこと、去年一年間精力的にライブするその裏で何かあったこと、頑張ってきた人たちの音楽が、何かで邪魔されそうなこと、それだけがただ胸が痛いです。

 

最後にわかなが、コメントしながら泣くもんだからまた涙腺ドバーッとやられて、本当に限界まで泣きましたね、、、。体力もぎ取られまくったあとのカラオケはしんどかったけどとても楽しかったです。でもしばらくは、何曲かは歌いながら泣いてしまいそうなので今度ヒトカラでもいってひっそり歌いたいなぁと思う。(ぼろぼろ泣きだしてもいいよという人がいたら一緒にカラオケに行きましょう)

 

 

本当に幸せな時間だった。