夜明け

中学生ぐらいから、世間一般のいう普通の道から外れて、何かに怯えて辛い夜を過ごし、夜明けに眠る生き物として、ぼちぼち生きてきた。

 

昨日は久しぶりに夜明けまで起きていた。もとい眠れなかった。部屋にカーテンを通してもなお色の変わらない青い光が満ちていって、鳥の鳴き声が少し聞こえるようになると、やっと力が抜けて眠れる。夜明けは静謐で、喧騒から一番遠く、穏やかだ。

 

しかし世界のルールの就寝時間ではないので。昔から世間一般から少し外れた生き方なので、特に抵抗はないけれど、でもこれでは、世間一般どうのではなく、私の目標に差し障るから。もう少し夜が眠りやすくなればいいな。もう少し感情が穏やかになれば。

今のところ、穏やかに寝付ける方法が、前日の睡眠時間を3時間にするか、体力が空にするしかないので。みんなは疲れてなくても、眠くなくても、すぐ眠れるんだろうか。ほぼ鬱病ながらも、寝入りはすごくいい同居人を見てなかなか衝撃的だったな、みんなきっと、眠れるんだろう。 それが私には純粋に羨ましい。

 

 

 

昔から、私が眠れない、といったり、体調が悪いと、「生活リズムが~」「食生活が~」と私に落ち度があるように、必死に原因を探す人がいた。眠れたら眠りたいけれど、定期的にくる波にぼろぼろ泣きながら、治らない動悸に暴れそうになりながら夜を過ごすことを、ただの夜更かしと思うんだろうな。

 

 

 

 

しかしどうでもいい他人からの理解はいらないと、もうほとんどの人間を切って捨てていこうと決めたから、そんなものに思考を割くわけにはいかない。

心の底から、しんだらいいとおもうけど、そんなものに心を染めているのは、もったいないことなんだろう。

 

 

病態の記録のために書き残そうと思うけど、波があるのでままならないな。