凛として時雨 Five For You 大阪

はいぱーとるねーどぶりの時雨、遅刻しつつも最前ブロックに突撃してやんや暴れてきました。久しぶりに時雨を浴びて、呼吸ができた気分。

 

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ちなみに予習は全然だった。元より新譜でたからすぐ聞くタイプではなく、パッケも開けずにコンポの上に置いてニヤニヤしながら熟成を待つ気持ち悪いタイプの人間だったから、これは多分一生変わらんな。音楽って発売された段階でレトルトパウチになるもんだと思ってて、おいとけば熟成されておいしくなるような気が昔からするんだよな。

 

それはともかく、どのアルバム曲も最高だった、時雨は全ての曲が全力で時雨です!!!!と主張してきて、それが好きな人間にとっては「キタキタキタこれだよこれ!!!!!」ってパブロフよろしく脳内なんか出るもんだから、脳がどんどんハイになっていくのを感じた。345のベースはあの細い小さい身体の手元から出てくるとは思えないぐらい叩きつけてくるような音で痺れた。

そんなアルバム楽曲群が披露されていくなか、唐突にぶち込まれたI was musicがやばかった。「いいよおかしくなって」と囁かれて周りの人間の温度がどんどん上がっていくのが肌で感じられたし、このままサビにいってしまったらどうなるんだ、って酸素が足りない頭でぐるぐる考えながら流れ込んだサビは身体持っていかれそうだった。まさに頭がバラバラになっていく感覚に流されてむちゃくちゃだった。もともと好きな曲であったけどこんなに危ない曲だとは思っていなかったよね。熱狂は伝播するというのを体感した。

TKの声は完全にドラッグ。

そのあとはDISCO FLIGHTでもみくちゃにされて10cm*10cm*身長の空間に圧縮された気分だった。

多分、illusion is mineがなかったらしんでたとおもう。とにかく酸素が薄い。illusion is mine自体は最高に好きなので嬉しかったけど、物理的に身体も救われるなんておもってなかった。

 

ピ様がとばしたらしいchocolate passionは、急に345が顔を上げて、うしろやTKを見ながら微笑むもんだから最高に可愛かったし、このひと音楽の中でないと呼吸できないんやなっておもった。MCは陸に打ち上げられた魚だから...........ヤバTです...って言わされてて可愛かった、、、。
345が助けを求めるたびに、行けてるで!!って拳を握り締めるピ様の頼もしさ半端なかったんだが、どんぐりころころドラムソロは最高に意味がわからんかった(褒めている)。

ガトリングのごとく降り注ぐ音の粒に疾ってくるクラッシュシンバルその後ろで延々と流れ続けるどんぐりころころどんぐりこ、私は一体何を聞きにきたんだろうと本当に意味がわからなかったけど、ピ様の圧倒的ドラマテクは本当にかっこよかった。ただもう今後どのドラムソロ聞いても鳴り響く轟音の中どこからかどんぐりころころどんぐりこと聞こえてきてしまうようなそんな呪いにかかってしまった。

本当に、冷静に、ten to tenから続けなくてよかったとおもう。

 

セトリの最後はアッパーゾーンからのアルバム表題曲。テレキャスターの真実でぴょんこぴょんこ345が煽ってくるもんでアツかった。そもそも#5が発表された段階で「は~~~?????大好きな#4のナンバリング!!?!?!!え!?!?!」って感じだったので、そのあとTK in the 夕景もやってくれて、#4が好きだった自分の魂が救済された気分だった。

印象的だったのは、テレキャスター→TK in the 夕景→Telecastic fake showと凄まじい密度で暴れていた最前ブロックが、#5が始まった瞬間にみんな動きを止めて食い入るようにステージを見ていたこと。最後のフラッシュライトタイムはこの瞬間全て目に焼き付け、と言われているようで、唖然と見ていることしかできなかった。
さっきも言ったけど。#4が好きで過去の曲が好きでライブに来ている自分の魂がまるで次のステージに導かれたようで、あぁこれからもついていこうって思える最高のライブだった。

 

 

 

 

 


総括すると凛として時雨は宗教です、ありがとうございました。