Yuki Kajiura Live vol.15 大阪公演

Yuki Kajiura Live vol.15 大阪公演 7/20,21

 


まだまだ東京公演もありつぶやくわけには行かないので、久しぶりにブログに書く。

Twitterに書けないことを書くのでいつもよりぐちゃぐちゃだ!仕方ないな!

 

 

 

セトリがあがっていないので、覚えているところだけ。

 


とにかくKEIKO IS BACK!!!という感じだった。

聴きたい!と思ってたI swearがきて激しく動揺。

雨が降っているなかそっと抱き寄せてもらえるような、そんなあたたかくて優しいけいちゃんの歌声が本当に大好き。

アクセントみたいにはいるKAORIも大好き。


風の街へで、歌詞の通り優しく高らかに歌うけいちゃんに泣いてしまった。

 

ソロで優しく歌うけいちゃんもちろん大好きだが、激しいハモり曲では下でどっしり構えるけいちゃんもたまらんかっこよかった。

けいこちゃんおかえり、もう一度けいこちゃんの歌声が聴けて幸せです。

 

 

elementalもstorytellingもやっぱり素晴らしいきょくだなぁと再認識した。

KAORIちゃんの破壊力があがっててやばかった。ひとりで世界観を構築する力が強すぎる。

まさに歌詞の通りの大人の女性を体現するかおりちゃんたまらんえろかった。

あの独特な、大人びたリズムよすぎる。

あとサビ裏のバイオリンごりごりで梶浦さんの趣味全開パワーを感じた。

Magia quattroと同じでelementalはバイオリンもメインのひとつであると強く感じる。

 


in the land of twilightでがっつり歌うJoelleさんのかっこよさもすごかった。

また違った曲の側面を見たようで、とても良いものを聞いたと思う。

Joelleさんの歌声は、力強いけど緊張感もあって、やっぱり梶浦さんサウンドにとても適しているなぁと思う。

なんだかサンホラライブにも行きたくなるぞエリーザベトも聴きたい。

まさかvanityも聴けるとはおもわなかった。

 


everlasting songはいつ聞いてもいい曲。

あのとき、きみがみてた、の「み」で⤴︎にしゃくれるところが大好き。

ASUKAさんの声も稀有なお声だと思う。青空を集めたような声。

さよならソリティア衝撃的すぎたし、映画のワンシーンのような立ち姿でドキドキした。

 

 

lotusは何度聞いてもかっこいい。

あのスーッと白い蓮の花が浮かび上がるような戸丸さんの歌声がたまらない。

 

he comes back again and againではゆりねえの超ソプラノに圧倒されたり、

鈴のついたツボ?みたいなもの(でかい)を両手でシャッカシャッカ振るオバヲさんが可愛かったり、

(オバヲさん、星屑で超忙しそうだった。あれって打楽器で全部できるんですね。)

見るところが多すぎて大変だった。

 

 

 

 


焦るぐらいセットリストがやばかった。

え?私が組んだかな?(妄言)ってなるぐらいわたしの好きな曲が詰め込まれてて、1日目終わった時点で、え?これ明日もあるの?と信じられないような気持ちだった。

東京公演が今から楽しみすぎるし、千秋楽とかどうなってしまうんだろう、しぬのかな?って気分です。

 早く来月にならないかな。

素敵なライブでした。

 

1/13 ぼくりり 通夜

この度は御愁傷様でございます。

心よりお悔やみ申し上げます。

 


※セトリネタバレしてます。(全部のってるわけじゃないです。好きなとこだけ。)

※後ろの方の席/オペラグラスなしの独自解釈です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


悪ふざけには斜に構えて茶化すより、盛大にのってふざけた方が楽しいと思うので、喪服で行った。わりと黒い服の人が多かった気もするけど、コート着てるから実際のところはほとんどわからない。


舞台の上に大きな十字架が飾られていて、左右にはロウソクがたくさん立った燭台が3本ずつ。いつのまにか十字架が上がっていて、遺書を書くぼくりりの映像が流れる。

この空気の中どうやって入場してくるのかな、と思ってたら遺書のイントロと一緒に階段を駆け上がってぼくりりが入場。

お世話になりました、とお辞儀する姿に、あぁ確かにこの曲たちが伝えたい全てで、MCは必要ないよなぁと納得した。

 


舞台の上をたまに行ったり来たりしながら会場内を見渡す姿が、なんだか動物園の客みたいで可愛らしかった。

自分の葬式を見にきた故人も、もしかしたらあんな感じなのかもしれない。

 
基本的にどの曲もライブアレンジが効いてて聞き応えがあった。もともとELECTROCUTICAが曲提供していると聞いて聞き始めたのだけど、やっぱり彼の歌声好きだったなぁと思った。当たり前かもしれないけど、流石に上手いね。

 


怨嗟の声でできているような人間辞職からのBe Nobleに繋がっていく流れは本当にずるい。ずるすぎてそこで泣いた。

赤の照明ばかりで構成されていたステージにすっと青い光が満ちて、Be Nobleのイントロが流れた瞬間に泣いた。

もがくように呻くように歌う人間辞職から真っ直ぐ前に進むBe Nobleの流れはずるすぎる。

 

モンバス2017でBe nobleの前半を聞き逃してしまったので、人生においてちゃんと聞くことができてよかったなぁと心の底から思う。

(今月はライブなんか行ってる場合じゃないぐらい修羅場極めてるのだけど。)

そこからNosh’s Arkのターンで在り処、Liarと続いていった。

モンバス2017で、こんなことばっかり考えてる根暗な人間なんです、ってMCをしていたのが初ぼくりりだったので、少し感慨深かった。

 


blacksanta pt2もまさか聞けるとは思わなかったな。

吐き捨てるように歌う感じがまさに解釈一致という感じ。

 


輪廻転生あたりからはストリングスが現れた。(これより前だったかも。)

ELECTROCUTICAの曲をライブで聴けるのめっちゃレアじゃね?と騒いでいたが、まさかストリングスまで来るとは思ってないじゃん...焦ったわ。

輪廻転生のまさに三途の川のほとりの花畑感がますます極まってて神々しかった。

錯覚かもしれないけれど、後半につれて音量もあがっていた気もする。

(PAさんめちゃ大変だろうしまぁ錯覚かな。)

超克でコンサートホールに響き渡る爆音のオルガンが打ち落とされて、あぁ正真正銘これが最後の曲だなという存在感がすごかった。

鎮座する神の死骸踏むとか新しい世界とか物騒な言葉が飛び交うこの曲は、結局最後の歌詞に収束するんだろうなぁと、真っ白な照明に包まれたぼくりりを眺めながらそんなこと考えてたら、銀テ砲が射出されてそういうの慣れてない人間だからめちゃくちゃびびった。

でも真っ白な世界がとても綺麗だった。

 

アウトロのうちにぼくりりは、足音を響かせて舞台を去っていった。

東京組はよければ、たくさんの拍手をすぐ送ってあげてください。

(え?終わった?拍手してもいいのか?みたいな空気がすごかった。)

 

 

 


散り際の壮絶なエネルギーがこもったライブだった。

したいことをして、言いたいことを言うのは人の自由で人の勝手なので。私も我の強い人間なので、とても強くそう思う。

 


この度は非常に残念ですが、ぼくりりさんの転生先での幸福を心よりお祈りしております。

元気でね。

11/11 さユり レイメイツアー Zeppなんば

何回でもいうがZeppなんばは駅から遠すぎる。

セトリ書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

実はさユりのライブに行こうとしたことは二回あった、3年前は用事と重なり、ミカヅキの航海はアルバム先行申し込み忘れというていたらくだった。

ようやく生の歌声をきけて満足した。

 

 


1.夜明けの詩

さユりひとりの弾き語り。

本当にさユりは小さいな、遠くということを差し引いても小さい。

その小さい身体から、ここにいるよと言うようなパワフルな声が溢れ出てくる様はまさにイメージ通りだった。

 

2.来世で会おう

サビのノリ感がいい。結構好きな曲


3.プルースト

月と花束のB面だったのか。

 

4.アノニマス


5.月と花束

スクリーンの演出がすごいよかった。

噂には聞いていて、とても楽しみにしていたので。

歌詞自体を楽しむことが好きなので、曲とシンクロして文字が抜き出されてくるのはめっちゃグッド。


6.いくつもの絵画


7.オッドアイ

小説のような出だしから始まる。

さユりの歌詞は言葉のチョイスは現代の十代二十代なのに、すごくシンプルに洗練されててそれがすごい好きだ。

結局シンプルに削ぎ落とされた文章が好きなようで、ボカロで流行ったような意味があるようでない言葉の詰め込み系は、楽しくてもうまくはまらなかった。

こういう言葉達を使ったシンプルな歌詞が聞きたかったんだな。


8.フラレガイガール

これ野田さん提供なんやね(情弱)

野田さんは歌う人の声が光る曲を提供するのが本当にうまいな、えめのちょうちょ結びもすごくよかった。

野田さん提供楽曲という線でアーティストを探していくべきかもしれない。


9.光と闇


10.平行線

2サビ入る直前のベーススライドが元の曲より荒ぶっててときめきた。


11.レイメイ

この曲すごくかっこいいよね、あまりさユりぽくなくて、激しめロックに寄せてあるのがいい。

間に挟まる語りも最高。

今の十代二十代は、あぁいうポエトリーリーディングじみたものもすんなり聞ける地盤があるのかな。

さユりの声質は語りでもすごく響くので、こんなにも声を堪能させてもらってありがとうございますという他ない。

 

12.よだかのうた


13.るーららるーらー

この曲とかだととても顕著に感じるんだけど、新しい音楽達(ボカロとか)を聞いて受け取った感性から発信される最新の音楽って感じで世代を強く感じる。

まさに次世代シンガーソングライター。

私自身まだまだ若いに類されることは重々承知だけど、普段行くライブはやっぱり年上のアーティストばかりだし、アンコールでカバーするのは槇原、といった感じなので。槇原好きやで。


14.ミカヅキ
15.Birthday song
16.十億年

 

 

 

 

聴きたい曲はほとんど聴けた。
おそらくまだ持ち曲自体が少ないからかな。

 

普段行くライブはもう古参しか来ませんみたいなライブも多く、後ろの方はスカスカとかベテランのお姉さんお兄さんがゆっくり聞いているといった感じなので、久しぶりにぱんぱんのライブ会場というものを味わった。

時雨でも多分後ろの方はゆっくりしてるんちゃうか、知らんけど。毎回最前ブロック飛び込んで10*10*身長まで圧縮されて楽しんでるため。

 

会場全体の熱量もすごくて、いまリアルタイムに人の心に届いて惹きつけていくアーティストなんだなぁと。

なかなかそういう過程を見ることはできないので、レアだね。

パプリカ LA・LA・LAND

ネタバレあり

 

 

 

パプリカ

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平沢進とか日常のどのシーンに置いて聴くんですか?とか思ってたんだが、これ以外ありえない!ってぐらい映像と馴染んでいて、何かひとつの解を得たような気分だった。
本当に使い方がうまい、うまいのか?下手したら普通に浮きそうな音楽のイントロが平然と流れ出すのに何も違和感がない。
これからサントラ聴いて行くけど、ParadeからTr.1だったおかげでそこから進むことができない。

夢を映像にするのは、INCEPTIONとかそうであったように、私みたいな本読みにはとてもワクワクするもので。
私は夢をよく見るし、わりと覚えている方である、とは思うけれど、なかなか客観視することができないため、あ、こんな感じこんな感じ!とはしゃいでしまった。
夢なんて元から細部ができていないとまで思うので、ここまで納得してしまう夢の細部の補完が素晴らしい。
廊下が崩れていくシーンは、まさに私の夢って感じだった。
なんだろうな、視力悪い人間の裸眼で見た現実はこうです、みたいな画像を見たときのこれこれ感?あ、人と共有できるんだこれ、みたいな嬉しさがある。
画面の奥行きが現実よりも遥かに深いのもいい。イマジナリーラインという単語もなかなか面白かった、この観点で見直すと新しい発見あるのかなぁ、考察班とかいそう。いや絶対いるだろうな、メタファーとかあちこち転がっているだろうし。
全体的に画面の精度は現実のように精緻なのに、描かれる光景やアイテム達は夢のようで、それがまた夢現の境をなかったことにしているのかな。
飛び交う意味不明な文章が、問答無用で脳を通過していくのもいい。人間、意味が通らない文章を作る方が難しいので。心の脂肪はダイエット要らず!!だけ聞き取れて爆笑した。

 

声優はあまり覚えられないんだが、それにしても豪華だなって。安室透の声の人いる?な?
ポケモン綾波レイ以外で初めて林原めぐみの声を聴いたんだけど、この人の声ときめきすぎてやばいなっめおもった。ずーっと聴いてられる。あと明夫がいてびっくりした。

 

時田とくっつくのはよくわからんかったけど、なんか大団円だからいいか。そこに至る過程というのを私が拾いきれなかっただけかもしれない。

大団円感で言うと、やっぱりParadeやね。そのパレードはどこまでも続いていく、唐突のサンホラである。
この映画も夢と現の境の話が出てきたけれど、夢としては、終わらない大団円が心地いいのかもしれない。

 

 

 

 

 LA・LA・LAND
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これジャンルなんだろ?ミュージカル?ロマンス?さすがにホラースリルパニックじゃないよな、ミストとかなったらどうしよ、みたいなことを考えながら観ていた。

あぁこれも一種の走馬灯なんだろうか、と思いながら最後のシーンを見ているとやたら泣けてきた。
ifを想像してしまうんだろう。道は違えて、そしてふたりともいまライトの下にいて、貴方とのこの幸せの道を歩いてみたかったと思いながら出ていくの切なさMAXで、最後のセブが頷いた時が一番やばかった...........。

本当に綺麗な映画、ご都合主義と言ったらそれまでだけど、サクセスストーリーであり、その中に苦みがいい感じに差し込まれている映画だった。見た後に切なさと爽快感が残る、いや切ないです。

 

 

冒頭30分ワンカットミュージカルは大迫力だった。あれだけでMVとして完成している。半端ない。
映画とはやっぱり映像の迫力というものがあるんだなぁと再認識した。

 

 


よくわからない映画への苦手意識がずっと拭えないが、観るたびに、良くても悪くても、私の感性の糧になったとは思うので、これからも頑張って見ていきたい。
個人的に外出アクティビティとしてかなりハードルが高い「映画館へ行く」もこなしたいね。 

ベランダに椅子を導入したい

2018目標みたいなものを読み直していたが、あの時点の私は、今の私より遥かに精神が健康なようで、眩しく感じられるな。

 


とかいう文章を書いたの数日前のことで、今の私は精神も健康にベランダで夜風に当たっている。エアコンよりも、外の方が涼しい季節になってきた。
虫が鳴いていて、室外機の音と、どこから聞こえるのかよくわからない耳鳴りのような音が聞こえる。

こういう瞬間にこそ、私はなんだってできるしなんでも選べる気がする。この歳で毎晩非行少年気分です、やばいな。好きにするけど。
これは世界への呪詛だが、いつだって「選択しないこと」で「消極的に肯定」する人間が嫌いで仕方がない。
それはおそらく何かの選択を先延ばしにし、ぽしゃることを待つ責任逃れをする私が嫌いであることと、「選択すること」をする私の強さと辛さが否定されるようで、殲滅したくなるんだろう。

文章を吐き出すことは、やはり性に合っているようで、会話のように理解を得られるように努めることが嫌いらしい。好き勝手ぐだぐだ呟いて、わかる人だけ反応するようなTwitterは居心地が良かったんだろう。
つい廃なのは否めない。
そしてこのひとり壁打ち大会が性格を歪めている。

「削る」ということは私のライフワークのようで、書いた文章も、意図も、精神も、時間も手間も何もかも削りたくなる。
そこに合理性はなく、私の好悪で削るため、精神的自傷となってしまうのが難点だな。
私の起源は「削る」ということにしておこう。

 

削ることと、夜を更かすことは、どうにも、いつまで経っても、やめることができない。
その日に満足できていないから、と言われるけど、その日に満足するという感覚がわからないので、一度も満足したことがないのかもしれない。
夜は人がいないので、一番穏やかな時間とも言えるから、その時間に生きたいと思うのも、当然じゃないのかな。
とか言い訳を並べるわけですが。

 

 

 

やることもないので、とりとめもなく、雑な所感を述べてみた。
やることはなくても、何故だか寝たくない。
理由はなくても、何故かつらい、何故か悲しい、何故か嫌だ、何故か明日へ進みたくない。

何故、とか、思っているけど、
やはり私は、先を拒否しているんだろうな。
わからないふりをしている、いきていたいので。


これだけ書いても、精神が穏やかに凪いでいる。いい日だな。

 

 

The Limit of Sleeping Beaty

ネタバレ有り

 

 

 

 

 

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本当にやばい映画だこれって感じ。具体的にいうとドラッグの類だよね。
冒頭のセリフがそのまま、内容を示唆しているというけど、観客にも当てはまると思うんだよな。
絶え間なく現れる世界に、感情がついていけたらね?って。
一貫したストーリーとか、カタルシスとかそんなのはどうでもいい。
ぐるぐる変わる世界に酔う気持ちを楽しむ映画。

Hummingbirdを流す時の高橋一生のドヤ顔がかっこいいと同時に、現実感のなさが凄かった。
あぁこういうの、なんていうんだっけ、って言葉を探していたんだけど、今日ピタリとはまる言葉が出てきた気がする。「笛吹き男」と言うんかな。
最高の音楽に、誰にも擦り寄らないアキが子供のようにはしゃぐ姿が可愛くて、踊るカイトの存在の危うさも相まって、完全に夢世界だった。
高橋一生はそういう舞台装置として最高に機能している。
それでも世界は美しい、という発言、死ぬ人間がするなよ、とおもったけれど、私もいつかどこかへ消えるなら、私の色眼鏡が汚いだけで、世界は穏やかで優しいことは知っているよ、と思わず残してしまうんだろうな。
世界への手向けなのかもしれない。
消えるのは私でも、それは私の「世界」を消すわけだから。

いや、死なないよ。

 

 


最後、子供のような笑顔で一度笑って出ていく姿が最高だった。

目が覚めて、映ったかどうかすらわからない現実の世界を彼女は歩き始めるんだろう。

秘封倶楽部好きにぶっ刺さりそうな内容。

 

何故夢現に焦がれるのか、とか考えていた。

どれだけ大切にしても、心地よくても、夢でしかないこと。

それに見切りをつけて、目を覚ますこと。

「泣きながら前に進むことを選ぶ」に共感するのかもしれない。


ブッチの声がいい感じに高くて耳触りがいいのが個人的にグッドポイント。

 一部である彼が、「お前はお前だよ」と送り出すのがいい。それが彼の愛情なんだろう。

白兎のように時計を見て、終わりの時間を告げる姿もよかった。

 

 

とにかく、総評として、画面の美しさ、アキ/カイト/ブッチの舞台装置としての一貫性、 そして音楽にむちゃくちゃ重きを置いている映画だった。

この映画にストーリーを問うことは、あまり意味がない。

 

夢から醒めて、歩き出す。

タイトルすら美しいな。

 

 

 

 

 

 



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最高のプレイリスト。

お酒飲んで、爆音で音楽聴いて、踊って、そんな夜を過ごしたいんだろうな。

 

最近見た映画の感想等。

珍しく映画をたくさん見たので、忘れない程度に書き留めていこうと思う。
こういうのはネタバレなしで書くべきか迷ったが、それでは意味がないのでやめた。
読む人が減るかもしれないが、元より備忘録だから関係がなかった。

サイレントヒル
・サカサマのパテマ
・実写版銀魂
・はじまりのうた
・シン・ゴシラ
カメラを止めるな!

について書いていくので自衛してください。
この時点で言えることは「カメラを止めるな!」は予告編すら見ずに見に行った方がいい。

 

 

 

 

 

 

 

 


サイレントヒル

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ホラー大好きですがクソビビリなのでゲームはプレイできないため、興味津々でありながらなかなか触れずにいた静岡県
キャストとシチュエーションが海外である邦画ホラーという感じだった。
こうやって見ると、日本のホラーは叙情性とか泣きとか、暗闇に美しさを求めているんだな、というのがよくわかる。
悲壮なシーンでピアノがしっとり流れてくるのが、これこれこのビジュアルでこういうサウンド求めてたんだよこれだよ〜〜〜ってなった。
世界の表と裏ですれ違う主人公とか旦那とか、あぁいう切なさを全面に押し出してくるのが日本のホラーなのかな、と思った。
あぁいうのって外人には刺さるんですかね。
切なさという概念はあるんだろうか。

笑ったポイントとしては、めちゃくちゃゲームのパッケージで見たことあるラスボスみたいなのがッバーン!!!って出てきたとき。
さすがに声出して笑った。まんますぎた。
あと女警官がヘルメット脱いだ瞬間イケメンすぎて隣で見てた同居人とともに「かっこええええええ!?」って叫んだ。アメリカンヒーローやわ。

 

・サカサマのパテマ

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後半伏線回収カタルシス系。
とにかく描写がいい。インセプションとかもそうだけど、本読みとしてはやはりありえない光景が映像として目の前に広がる瞬間、というのが本当に好き。

SFものは日常を描かれるだけでこちらとしては垂涎ものなので。まぁあんな独裁国家はノーサンキューだけど、動く歩道は是非将来的にできて欲しいな。100年ぐらい延命すれば見れるだろうか。

樹海人魚とかなんか他にも「空に落ちる」というコンセプトの作品はいくつかあったと思うけど、やはりそういうものの原点は、空を「吸い込まれそうな青空」と形容する感性なんだろうか。

 

同居人はずっと「加速度が...」とか言ってるので物理やった人間は大変だなとおもった。


・実写版銀魂

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悪ノリがすごかった。
奇跡の一枚が出てきた時点で、うわこれ多分まじでやばい映画だ、って思ったけど、それをはるかに上回る怒涛のやりすぎで清々しく面白かった。
銀魂、痛いオタクみたいになるのでは?とか斜に構えた考えをしてたんですが、あんだけ振り切ると普通に出来上がるんやね。


びっくりするぐらい近藤さんがきもくてさ、後ろ向いた時蜂蜜が透けて太ももの付け根あたり肌色透けてたのとかまじで最悪だった。すごかったな。褒め言葉です。すごいよ再現度。


橋本環奈はめっちゃ可愛いし、菜々緒はスタイルよすぎだしで眼福と言うほかない。

そりゃあ叩かれないと思った。

2も機会があれば見たい(きっと見ないんだろうな) 

 

 

・はじまりのうた

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ネイルサロンでネイルやってる間流れてたんだけど、まさかこんなに面白いとは思わなくて、たまたま時間が一致して最初から最後まで見れてよかったな、と思った。

お互いのプレイリストを聞かせあうシーンとか、共感できすぎた。
音楽好きとしては身体の構成成分が音楽なので、この聞いてる音楽たちが自分の紹介文です、というのは全世界共通なのかな。
安直にプロデューサーと主人公がくっつかないのもいい。クズの本懐もそうだけど、そこが揺らいだら意味がない、というものが一貫してるのがいい。


この曲はウケるとかそうじゃない、私の曲なの、という言葉は間違いなく真実だな、とおもった。
でも、曲がよければアーティストとして売れるわけでもない、スター性カリスマ性とか、音楽以外の要因もたくさん絡んでくる。
実際にたくさんの人に音楽を届ける元彼のあり方も、正しいんだろう。
それら全てを許容する音楽という世界を写した映画。

 

 


・シン・ゴシラ

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Amazonプライムに来たので、世間から10周遅れて見たんですが面白すぎてぶったまげた。
なんかもう真面目な感想とかえぇわ!私のイチオシは尾頭さんであと安田さんも好きです!!!!!、
石原さとみは美人すぎて目が潰れるかと思った。

尾頭さん、かっちこちの敬語かな、とか思ったら、案外矢口に「ヤバいですよ。」とか返しててほんまにマジ尊い
ゴジラサンプルの解析を理研に任せるくだりめちゃくちゃ不服そうで本当に可愛かった、、、。
NGカット集とかの市川さんも可愛すぎて。笑い声が可愛らしくてギャップ萌えで悶えすぎて死ぬかと思った。
使われなかったカットに入ってた、矢口の巨災対発足演説の時太ももとんとんとん、ってしてるのめっちゃ可愛かったし、本編もチェックしたら隅でとんとんしてて可愛かった。立ち位置も一匹狼のようで、でも書類が出てきた瞬間スーッと前で出てくるのがまた可愛かった。

めっちゃどうでもえぇんやけど、クローゼット整理してたら出てきたスーツのスカートが、しばらくパンツスーツばっか着てたから自分のじゃなくて尾頭さんアイテムにしか思えなくてなんかもうめっちゃ萌えた。
次からはスカート履いて尾頭さんコスプレのつもりで出ていこうと思う。
前半あたりのブラウスが飾り襟なのが可愛い。スーツとか無縁なんですが、あぁいう生地のブラウスオッケーなんですね。

安田さんはなんというか目が死んでる丸顔黒髪オタク大好きなんで性癖ですとしか言いようがない。
矢口プランのくだりの時は全夢女子が死ぬだろうなって思いながら見てた。


赤坂さんやばいほどいい声してるなって思ったけどいい声してる俳優ベストオブザイヤーみたいな投票?で毎年ランクインしてるらしいですね納得すぎる。

 
あと蒲ちゃんが思ったよりでかくてキモくてびっくりした。Twitterで回ってるやつなんかデフォルメされてるやん、、、?


カメラを止めるな!

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そろそろ疲れてきたんだが忘れないうちに書く、
とにかく前半のイライラが半端なくて、本当に意味わからん間だな、とか、本当にこれで評価いいのか?とか思いながら見てたんだが、後半でそれが全て昇華されてしまってむしろ悔しいまである。
同居人についていくだけだったので、特に下調べもせず予告編も見なかったために、前半でフラストレーションを溜めることができたのがこの落差をさらに際立たせてくれたと思ってるので、今後映画を見る機会があればやっぱりなるべく無の状態で観たいな、と思った。
どれぐらい無だったかというと、ゾンビが出てくるかすらも知らなくて、「ええ!?ゾンビでるやん!!!面白いって、funnyとかの面白いだと思ってたけどホラー系な感じ!?」ってひとり内心パニクってた。

 

アイドルにゲロかかったシーンが最高に笑えたな。

 

あと、何故か映画館に行くのは行動コストが高くてなかなか行かないんですが、思ったよりみんな声出して笑っててびっくりした。

 

 

 

 

 

 

 

Amazonプライムを積極的に活用していくべきだと思った。

あまぷら内のおすすめお待ちしてます。

Amazonプライムビデオアプリのおかげでいつでも携帯で推しが見れるので生活が幸せです。